MMORPG Lineage Eternal(リネージュエターナル) ランニングタイム25分のG-STAR体験版プレイ映像が公開

NCSOFTが現在開発中であるMMORPG Lineage Eternal(リネージュエターナル)のG-STA 2014の試遊台ブースのプレイ映像が公開されたのでお届けしたい。


「リネージュエターナル」G-STARバージョンのプレイ動画


リネージュエターナル G-STAR2014体験版 元素術士シングルプレイ

ハック&スラッシュの巨大な影の下で

体験版におけて、キャラクターは合計八個のスキルを使用している。ショートカット1から5までの5つの、そしてマウスの左クリックで使用するメインの攻撃と右クリックの補助攻撃に加え、ドラッグスキルが1つ追加されている。

ざっくりいってしまうと、ディアブロ3と類似点がかなり多い。選択肢は増え、使用自体は簡単だ。リネージュエターナルは、リネージュのユーザー層を意識されているためか、さらに直観的であるといえる。ディアブロ3と類似したUI、そしてスキルセッ方式。

しかしこれは、他のゲームでもよく似ている点だ。クォータービュー視点のハック&スラッシュはディアブロシリーズの存在があるためそこまで強い印象を与えるものではない。よくいえば、「ハック&スラッシュ」ジャンルのトレンドをいち早く反映したという感じだろうか。ただし、冷静に考えれば、リネージュエターナルだけの個性はまだ見えていないといえる。

一つ分かったことは、ドラッグスキルシステムは、NCSOFTの開発哲学のアイデンティティがはっきりと反映されている。右クリックで任意の場所にドラッグすると、操作した位置と間隔そのままスキルが発動される。元素術師で火の壁を自分の思うままに引いてしまう味は、かなり良いだ。一方で、職業別に一つのドラッグスキルのみ使用できる状態なので、この程度なのかと感じられる点は残念だった。


Lineage Eternal Drag Skill

能力値情報は、大きく4つのカテゴリーに分類されている。火力、生存、資源、耐性、そして、各カテゴリーの中に様々な細部的な能力値が形成されている。装備は、どのようなオプションが付くかによって、お互いに異なる方向へ成長させる機能を持っていることが分かる。

また、リネージュエターナルが持つもう一つの潜在力は、スキルツリーといえるかもしれない。残念だが、試遊台バージョンでは、多様な選択はできなかったが、業別に持つスキルごとに、それぞれ特性ツリーが存在していた。

このため、同じスキルでも異なる方向へと変化することが予想される。ディアブロ3でもスキルのルーンを通じて他の性格のスキルが誕生していたが、リネージュエターナルは、発展していく概念であることを考えると少し異なるといえるだろう。

もう一つ、イベントシーンの演出はm今までプレイしてきたオンラインゲーム中も屈指といえるほど優れていた。要塞城門に数多くの兵力が押しかけ、大戦闘が繰り広げられるシーンは、プレイしてみてかなり驚かされた。プレイによって、奇襲的に相当するスケールのシネマ映像が流れ、十分に力を与えるスキルが魅力的だった。


「リネージュエターナル」G-STARバージョン序盤シネマティック映像

35分間のプレイ時間のなか、完全ではないがアクション感が感じられる
地図を開いてみると、リネージュシリーズをプレイしたユーザーであれば、非常によく知っている世界が広がっていた。

今回もやはり、序盤地域でストーリーが進行され、おまけにギラン紛争地域のマップ構造も覗き見ることができる。デモ版では、プレイヤーはレベル10のキャラクターを保持しており、後半のストーリーを進行することになる。

デモ開始ボタンを押すと、35分という再生時間のカウントが減り始める。実際は、時間を押しながらのプレイであっ​​た。しかし、与えられたストーリーを完了し、町に用意されたフィールドボスの両方を倒してから、残りの時間は1分30秒。休まずプレーしたことを勘案すれば、正確に時間が配分されたように見える。

アルファ段階でよく出てくる指摘事項も多い。クールタイム後にすぐにスキルを使用したが、まだ使用することができないとアラーとが表示される場合がしばしばあった。アクションバーのクールタイムグラフィックが実際と一致していないように思われる。この点は調整が必要だろう。

アクションの体感はかなり洗練されていたが、プレイヤーの操作とシンクロしているかというと、まだ少し残っ感だ。襲撃された時のモーションと体力が削られる段階がが少し異なっていた。いくつかの敵における特殊攻撃は、プレイヤーに合ったモーションが見えず、体力だけ奪われ、体力ゲージから目を離していると、瞬く間に死の危機を迎えたりも・・・。

仮にも打撃感が、ユーザーの満足度を満たした場合、緊張感をもってプレイすることができるだろう。結局のところ、今回のデモで勝負するポイントは、「アクション」である。全く違う個性を持つ守護騎士と元素術士の映像アクションはいかがでしたでしょうか。


Lineage Eternal Interactive Object