CAPCOMが開発し中国Tencent Gamesがサービスする「モンスターハンターオンライン」(怪物猎人OL)が現在中国にてOBTである中、本作を英語でプレイできるように英語翻訳のための有志チームが発足していることが明らかになった。
Facebook上の「Aslind Samure」では、12月21日付けで、「モンスターハンターオンライン」のためのUIやメニューなどが英語に翻訳がされている作業過程が公開されていることが明らかになっている。
Aslind Samureによると、メインメニューやオプション設定など、ゲームに必要なUIを中心に翻訳作業が進行中であることを明らかにしている。Facebookを通じて、約10枚の英語版に翻訳されたスクリーンショットが公開されており、これらの内容を早い時期ににゲームに適用することができるパッチファイルを公開すると明らかにした。
「モンスターハンターオンライン」は、カプコンとテンセントにより共同開発されたタイトルで、CryENGINE 3を採用した高品質なグラフィックスを実現している。「 モンスターハンター」シリーズの骨格を維持しながらも、より高品質なグラフィックスでゲームを制作するという目標に開発されている。
Tencentは、12月17日に「モンスターハンターオンライン」のOBTを中国で開始している。もちろん中国におけるサービス対象であるため、クライアントなどは中国語のみでプレイできる状況だ。モンスターハンターの全世界中のファンたちは、様々な方法でゲームをプレイしようとしているものの、言語障壁に困難を訴えている。これに応えるように、Aslind Samure の英語翻訳チームが登場し作業過程が公開され多くの人々が注目しているようだ。
一方、「モンスターハンター」シリーズは、2004年にPS2で最初にリリースされた後、家庭用ゲーム機やPSP、NDSなどのポータブルゲーム機にも発売され、日本はもちろん、世界中のファン層を獲得している作品である。カプコンによると、「モンスターハンター」シリーズの累計販売台数は3,600万枚を突破したことが明らかになった。