黒い砂漠が「バレンシア:黄金の時代」のアップデートを起点に黒い砂漠の第2幕予告している。黒い砂漠は、来る7月23日(木)にバレンシア大陸のアップデートとともににグランドオープンが行われることを宣言した。
今回のアップデートは、過去メディア公開時とは全く違う雰囲気だ。新たに登場するバレンシア大陸の巨大なサイズにふさわしく、本格的な「冒険」を始めることができる時代が開かれるというのがPearlAbyss側の説明である。
黒い砂漠に吹き降りかかる砂嵐と昼・夜に依存する出現モンスター、そして、危険な砂漠での環境を勝ち抜くために水を飲んだり、焚き火を利用するなどの様々な要素が新たに適用されるようだ。
同様に、新規キャラクターとなる暗殺者「くのいち」が一緒に登場する予定だ。くのいちは、典型的な暗殺者スタイルのキャラクターだ。分身や潜伏のような特有のスキルを使用するだけでなく、2種類の二次武器を選択して使用するユニークなコンセプトとなっており、既存のに経験しなかった別の魅力を見せるという期待が大きい。
既存のコンテンツのボリュームも豊かになる予定だ。確率に依存する交配と延々と時間を消費する必要がある馬の育成プロセスを繰り返した末、プレイヤーが自分の愛馬を活用できるコンテンツ「競馬」システムも登場する。少し単純化した採集システムに若干の冒険要素を入れた宝探しシステムも登場する。
今回は、DAUM GAMESで黒い砂漠の事業を統括しているユニット長をはじめ、PearlAbyssのPMと開発者からバレンシア:黄金の時代についてインタビュー内容を紹介する。
本格的な冒険が始まる場所、新規地域「バレンシア」
Q.バレンシア地域は、アップデートと同時に、地域全体がすべて公開されますか。
まだ悩んでいる部分であります。バレンシア地域のアップデートにより、パッチの容量が5GBから8GBほどになります。まぁまぁゲーム一つに迫る容量ではないでしょうか。あまりにも容量が大きく負担になることが懸念していることでもあります。
Q.バレンシアの地域にも占領戦が可能な場所が存在しますか。
現在の占有転移可能な場所は、カルフェオンとバレノス、セレンディア、メディアまで4カ所です。ここで、バレンシア地域が追加され、占領転移可能な範囲が広くなります。もちろん拠点戦も行われます。バレンシアにある各拠点で、より多くの場所で拠点戦行われる予定である。
Q.バレンシア大陸のエンドコンテンツをPVPとPVEの面で、それぞれ教えてください。
新規地域の追加により、拠点戦占領全地域が大幅に広がります。そのような点では、PVPコンテンツの領域が広くなるでしょう。赤い戦場を作ったように、1vs1によって多数の戦闘が多く行われるように続けて議論しています。PVEは夜により強いモンスターが出てくるようになり、多様な楽しみを与える予定です。
拠点戦や占領戦に加えて、小さな町を掌握するコンテンツも考慮しています。オルビアのような街を占領することもあります。現在進行している占領戦は、大規模ギルドのためのコンテンツであり、拠点戦は、小規模ギルド間の戦いに計画されており、この中間に入ると思われます。まだ確定されていませんが、非常に活発に議論されている部分でもありますね。
Q.大型モンスターの画像が公開されましたが、いくつかのモンスターについて、より詳細な説明をお願いします。
砂漠ドラゴン、巨大ワームの姿のモンスターが最初に公開されました。これらモンスターには、デイリークエストやウィークリークエストで出会う召喚ボスとなります。もちろん、その難易度もあり、バレンシアの地域に合わせて製作した装備が役立つかもしれません。
既存の召喚ボスモンスターは、すでに一般的なモンスターのような感じではないです。補償は、従来のデイリークエストやウィークリークエストより強化されたことを感じることがあるでしょう。しかし、その格差はひどくはありません。既存のカルフェノン、メディアの地域でのみゲームを楽しんでいた人々が、新規ボスモンスターを倒さないと損をするという感じにはならないようにする予定であります。また、ワールドボスモンスターは別途に用意しています。
Q.多くのプレイヤーが料理、錬金などの生産コンテンツを楽しんでいる。バレンシア地域の追加と新たに登場するレシピもありますか。
砂漠でのみ得ることができる材料で作る料理レシピが追加されます。かわりに、錬金は、新しいものは追加されません。既存のアイテムをより良く活用する方法を先に見つけようと考えています。
Q. バレンシアのアップデートで昼夜、天気システムが画面効果以上の影響力を持つようになるとのことですが、これは開発初期段階で入っていた概念です。今になって再度追加された理由とは。
現在、地形による移動速度の違いがあり、雨が降ると武器の攻撃力が少し減少します。それだけでなく、昼と夜が区分されています。しかし、今までのような要素は、ゲームに大きな影響を与えていませんでした。例えば、夜には画面の明るさを高めても前がよく見えないほど暗かったですが、今は夜も昼と大きな差がないほど遠くまで見えるようになっています。
ゲームの初期には、このような要素のために適応に困難なプレイヤーが多かったので、影響力を低く消していました。現在は黒い砂漠特有のシステムに適応したプレイヤーが多いと判断して、新規の地域では、より冒険心を刺激する要素を入れることとなりました。
そのため、砂漠で狩りをするには、水を充分に準備しなければなりません。準備しただけ余裕の冒険を楽しむことができますが、飲まないと冒険に制約を受けることもあります。これだけでなく、夜にのみ出現する強力なモンスターも存在しています。持続的なダメージを負わせる砂嵐や危険なモンスターが多数出没する地域では、焚き火とテントで危険を避けられますよ。
▲テントと焚き火で危険を回避することができるようになる
Q.砂漠での宝探しシステムが追加されるようですが、より詳細な説明をお願いします。
バレンシア地域は広い砂漠から成っています。冒険の間に、新しいツールのアイテム「シャベル」を準備できた場合、相互作用を得ることができる地域で土地を売ることができます。シャベルは、地域ごとに見れば宝物や、砂漠で有効な水などの様々な報酬を得ることができるシステムであります。
Q. 宝探しに得ることができる最良の補償を例に挙げるとすればなんでしょうか。
正確には申し上げにくいです。生活や狩猟などをするユーザーが多く、消費するブラックストーンの粉やブラックストーンなどのアイテムが出てくることもあり、この他にも様々なリソースを得ることもあるでしょう。この他にも古代人に関連して、古代の力が込められたアイテムを得ることもできるでしょう。
Q. バレンシアが既存の地域より高水準の地域であれば、まだバレンシアに進出していない新規ユーザーと既存のユーザー間の格差が広がりませんか。
バレンシアは他の地域よりも、参入障壁が高い代わりに報酬も高く設定されています。しかし、黒い砂漠は、他のゲームと比較してレベルアップがとても早い方であります。この部分は、他のゲームと正確に比較は難しいですが、強化や生活など様々なシステムもそれほど高い障壁として作用することはないと見ています。
もちろん新規ユーザーが最初からバレンシアへの進出は難しいことです。しかし、既存のレベルアップなどの手段が十分に備わっているので、一定区間を順次行ったユーザー達なら、バレンシアに進入することはそれほど難しくないと思います。
Q. 最高レベルの狩り場といえば、装備レベルの高いユーザーだけ行くことになるのでしょうか。
ユーザーが感じる難易度の違いは、装備や強化の違いのように、それぞれ異なるほかはないです。みんな十分に適用することができると思います。 バレンシアが最も高い段階の地域とはいえ、ボスセット装備や武器を装備して、そこだけが行く場所ではありません。
ある程度強化された装備や武器、その他の追加ダメージオプションがある武器を持っているプレイヤーにも回復薬を少し消費する程度で、十分プレイ可能なレベルであります。狩りが簡単であると感じられたら、バレンシアもそれほど難しくはないでしょう。
Q.新規地域の追加後、既存の地域が過疎化してしまうことはありませんか。
すでにオルビア、ベリア、ケプランなど、様々な地域があります。現在、錬金、採集デイリークエストのため各地域を行き来するユーザーがたくさんいらっしゃいます。現在のメディアが他の場所よりも上位の地域とし、メディアの地域にのみに人々が集まっていないように、バレンシアに必ず行かなくとも十分に財貨を集めレベルアップをするなどの通常のプレイは可能であります。
Q.新規キャラクターは、暗殺者コンセプトのキャラクターのように見える。登場の背景について説明してください。
新規キャラクターの正式名称は「くのいち」です。 黒い砂漠にはすでに様々なコンセプトのキャラクターが存在しています。しかし、今までは、他のゲームでは見られないユニークなデザインのキャラクターが多かった方です。差別化という面では、肯定的な部分もあるが、伝統的なデザインのキャラクターをプレイしたい人には、物足りなさが残っていたようです。
最近登場したキャラクターのウィザードとウィッチは、従来のウィザードコンセプトを生かそうとしたものであります。その中でも「アサシン」や「暗殺者」スタイルのキャラクターを待つユーザーがとても多かったです。
しかし、従来のキャラクターには、このような部分を満たしてくれる基難しいと思うし、最も暗殺者らしいキャラクターのくのいちを優先開発しました。 砂漠地域であるバレンシアにどうしてオリエンタルキャラクターである以上忍者が登場するか、という疑問があるかもしれません。 黒い砂漠では、新規地域公開とキャラクターを関連づけて追加するものではありません。
既存のキャラクターがそうだったように「ある事情により、遠方から流れて入ってきた異邦人」という共通点を持っています。先に述べたように、多くのユーザーが望んでいたコンセプトのキャラクターをゲーム内に追加することを優先目標としているのです。
「くのいち」は、短い短刀を主な武器として使用し、独特も補助武器を二種類のいずれかを選択して使用することができます。二次武器をいくつかの種類に使用するかによって、使用可能なスキルが変わったりするなど、従来とは大きな違いを感じることができるでしょう。
暗殺者のキャラクターであるだけに、潜伏や分身などのアクションRPGで楽しむことができたアクションを楽しむことができるようになります。 従来のように範囲狩りに特化されているなどの狩り効率より、一度に対象をキルしたり乱戦中にこっそり潜入して対象を暗殺するなどの役割に特化しています。暗殺者を期待してきたプレイヤーであれば、満足のいくプレイが可能になると考えています。
Q.日本での黒い砂漠も良い評価を受けています。「くのいち」は日本市場を狙ったキャラクターなのですか。
日本市場のために計画されたキャラクターと見るのは難しいです。「くのいち」は、日本のサービス以前から計画されていたキャラクターのうちの1つです。まずは日本ではなく、韓国で最初にアップデートすることになりますし、特定の市場を狙うよりも、暗殺者のキャラクターを持ちたいというユーザーの需要を満たすためのアップデートと見ています。
Q.今回のアップデートで8段階以上の馬は登場しますか。
9段階の馬を準備しています。しかし、すぐに適用されるわけではありません。より高い段階の馬を出す前に、従来のアトラクションを先に出そうとしています。新しく披露される「調教コンテンツ」は、「競馬大会」であります。1~3段階、4~6段階まで、7~8段階を一つにまとめて、レースをすることができる大会システムを準備しています。単に高い段階の馬だけにフォーカスするだけでなく、これまでに、自分でを熱心に育てた馬を活用して補償を受けることができるようにするつもりです。
Q.馬を育てる過程がとても大変だという意見が多く提起されています。バレンシア地方には、2段階以上の馬も登場しますか。
上位の馬は出てきません。バレンシア地域では、馬の代わり「ラクダ」が集中して欲しいものであります。今後、3段階以上の馬の追加を全く考慮していないわけではありません。まずは「ラクダ」にフォーカスしようと考えています。従来育てておいた馬は、主にレースに使われるようになるでしょう。
Q.競馬の補償はどのような方法となりますか。
他のゲームでは、ベットシステムを組み合わせることなどがありますが、 ユーザーが直接シルバーを賭ける方式は、ギャンブルなどの問題が多いと見ていて、システムの補償のみ準備しています。
レースシステムは、今後も継続して展開させてゆく予定ですが、バッティングシステムなどは、射撃性の懸念を完全に防止することなどの選択肢が生じ、まだ導入する予定がありません。
Q.新しい乗り物にラクダも追加されるようですが、ラクダも馬と同じ育成などのシステムが適用されますか。
ラクダは交配システムが適用されない代わりに、既存の見られなかった新しいスキルが適用された状態で登場する予定です。バレンシア皇室のみ扱う珍しい乗り物というコンセプトであるためです。ラクダ交配システムを完全に排除したわけではありませんが、現在、明言するのは難しい。ラクダの育成などのシステムは、後日追加する予定であります。
Q.象の登場も予告されました。調教スキルに関連するコンテンツはありますか。
調教スキルが高ければ、取得する可能性が高まるのは正しいです。しかし、象は、個人が楽しむ調教コンテンツではなく、ギルド単位のコンテンツであります。ダンボを取得してギルドハウスで腹いっぱい食べさせて育ててください。このように育てた象は、移動、攻城などに使われるものであります。調教のように直接時間をかけて走って促進するコンテンツではなく、既存の大規模な生産システムのような形になる予定であります。
平均レベル区間が拡張される!既存のコンテンツの向上と変化
Q.黒い砂漠というゲームの重要なストーリーは、闇精霊を中心に繰り広げられます。新しいストーリーも登場しますか。
黒い砂漠は黒い砂漠というワールドを冒険する冒険家の話です。それぞれの地域の歴史とその地域住民の話を知っていく過程であるわけです。 バレンシアが登場し、新たな話も開始され、メディアの地域で闇の精霊と一度戦って勝利したキャラクターがバレンシアの砂漠で、本格的な冒険を開始するというストーリーを盛り込んでいます。もちろん、新しいクエストの最後に、今までのように多くの人々が歓迎すべき、あるいはそれよりも少し良い報酬が待っているでしょう。
Q.キャラクターの成長に必要な経験値量も調整されますか。
今より簡単にレベルアップすることができる区間が登場する予定であります。代わりに、必要経験値量が減るのではなく、新規地域で得ることができる獲得経験値量が増える方式で、ある程度増えるかどうかはまだ議論されている状態です。オープン当日、狩りをしてみると、自然に体感することができるようになるでしょう。大量の知識が追加されるので、自然のオーラ最大値も増えます。それだけでなく、貢献度も高い数値まで簡単に取得することができるように調整される予定であります。
Q.アップデートと一緒に、既存のキャラクターに新規スキルや新しい覚醒オプションも追加されますか。
まだ、新規スキルを追加する予定はありません。もし追加スキルや覚醒オプションなどの改善がなされた場合、次のステップのスキルが追加されたり宝石アイテムを増やすことができる能力値をスキルに付与することができるようになるでしょう。
Q.現在のゲーム内に登場した装備以上の性能を出す新規装備も登場しますか。
魅力的なアイテムを作ろうとする努力は、常にしており、新たな地域が登場するので、これとともに、新しいアイテムも一緒に登場する予定です。しかし、アップデートのたびに、既存の装備バランスを破壊するほどのアイテムを追加する計画はありません。これからも現在使用しているアイテムの価値を最大限に維持することができる方法を多様に考えています。
Q.重量関連キャッシュアイテムを購入し、力の数値を限度まで増やしても、少しだけ狩りをするとバッグや重量の制約を大きく感じる。これに対する改善方針はないですか。
砂漠地帯には、従来の馬車を使用するのは難しいので、ラクダを使用することになるだろう。新しく追加されたラクダにかなり多くの重量量と在庫を付与し、重さやインベントリに空き不足の問題を解消する予定である。「白い馬車」級の重さとインベントリを確保することになるでしょう。すぐに登場することはありませんが、馬車のようにラクダを接続して、上部を設けることも検討している。
Q.グランドオープンというタイトルを披露しています。これにより、新規ユーザーだけでなく、既存のユーザー復帰も多いでしょう。成長や財貨のバランスに関する改編なども用意されていますか。
レベルアップやお金儲けなどの格差を減らすための作業は着実に進められてきました。これからも修正していく予定ですが、これだけでなく、新規キャラクターを継続的に追加することにより、全体的なバランスを多少減らしていくこともあるでしょう。
Q.キャラクター別体型の制限が多いです。より自由なカスタマイズのために、このような部分を緩和したり、無効にする計画はないのか。
新規キャラクターが着実に追加され、実装可能なキャラクターの体型は、以前よりも多様化しています。腕や脚を確認減らし、増やすなどの事実性を損なう部分は、私達のゲームと合わないと思うので、調整する計画がありません。代わりに、新しいキャラクターを追加したり、より多様な表情やヘアなどを披露して、より多様なカスタマイズを可能にするように作っています。
Q.ワールド統合後、多くのギルドが一堂に集まりながら連合の構図が複雑になっている。ギルド連合システムは、今後も継続して入れない予定でありますか。
巨大勢力が登場すれば、既存、新規ユーザや巨大勢力のほかのユーザーが淘汰される。このような現象が深刻化すると、そのサーバーは「呪いサーバー」と呼ばれ、すべてのユーザーが忌避する所で捨てられることもあります。このような現象を防ぐために、ギルドの規模や連合などを制限しています。
他のギルドとの連合は、システム以外の「外交」的要素であります。そのような部分は、ギルド運営の力量の問題と見て介入することはないですが、システム的にギルドをふやかし巨大連合を構成して、サーバーを独占する場合は抑制することになるでしょう。
Q.最後に、黒い砂漠のグランドオープンを待っているユーザー達に一言お願いします。
黒い砂漠が最初のラインを見せた後、7ヶ月間、多くの方々に楽しんでもらいました。一方では、黒い砂漠のゲームを去ったがいずれは戻って楽しまれるゲームになってきているという話もありますが、今回のアップデートをきっかけに、多くの方が戻って来るのを望んでいます。
特に、着実に黒い砂漠を楽しんでいただいたユーザーの皆様に対してありがとうございますという言葉を伝えておきます。プレイヤー愛着と誇りを感じ、より長く楽しむことができるゲームになることを望んでいます。
今回のアップデートは、ゲーム内で体感することができるワールドの面積やコンテンツのボリュームがとても大きいため、最適化やUIなども多く調整しています。昨年末や今年初めに、黒い砂漠を離れたプレイヤーが戻ってくると、多くの部分が変わったを感じることができるでしょう。とても満足していただけることができると期待しています。
via:inven